2012年12月28日金曜日

鞍瀬地区初笑い

“福”を呼ぶ伝統行事  磐根(いわね)神社の「初笑い」!!
 今年も丹原町鞍瀬地区に続いている新春の恒例行事「初 笑い」が元日午前10時から
磐根神社本殿で行われます。 
この行事は、昭和22年に故安藤芳光さんの呼びかけで始まりました。
当時は終戦直後の混乱期で、人の心もすさんでおり、どこの家をのぞいても暗いムードで、笑いがありませんでした。そこで、笑いを通じてお互いの和を深めようと「笑う門には福きたる」と地区民に呼びかけ、除夜の鐘が鳴ると同時に神社に集まって行っていました。現在で は初笑いに賛同する人も増え、地域の伝統行事となり、元日の朝「元旦祭」の中で行われるようになりました。 
あおり役の渡辺昭美さんが打ち振る、日の丸扇子のリズムに合わせ全員が
「ワッ、ハッ、ハ ッ」「ワッ、ハッ、ハッ」「ワッ、ハッ、ハッ」と3度、
お腹の底から声を出して大笑いをし、「いやなことは飛んでゆけ」「福の神よ、やって来い」と新しい年の「福」到来を祈ります。

問い合わせ:丹原総合支所 
TEL0898ー68ー7300