2018年2月16日金曜日

東予郷土館

カブトガニは、2億年以上も前からその形を変えないまま現在まで生き続けていることから
「生きている化石」といわれています。
日本では、瀬戸内海沿岸から九州北部の沿岸にかけて、数多くのカブトガニが生息していました。
西条市の東予地区の海岸一帯は「カブトガニ天国」といわれ、昭和24年に県の天然記念物に指定されました。
 しかし、高度経済成長に伴う海岸の埋め立てや海水の汚染などの影響によって、他の生息地と同じようにその数もめっきり減ってしまい、絶滅寸前になっています。
 カブトガニが住めないところには、他の生物も住むことができません。カブトガニを守ることは、魚や貝などの漁場や自然環境を守ることであり、私たち人間を守ることにつながります。
 河原津海岸はカブトガニ復活の可能性の高い海岸であり、行政・カブトガニを守る会・市民・学校が一体となって幼生放流等の保護活動に取り組んでいます。
 


JR壬生川駅から徒歩約10分
今治小松自動車道東予丹原IC下車5分
お問い合わせ
東予郷土館
〒799-1371愛媛県西条市周布427
電話:0898-65-4797 FAX:0898-65-5815